壊れてしまった木彫りの飾り
玄関にずっと飾っていた木彫りの飾りが壊れてしまいました。この飾りはマグネット付きで、メモを挟める実用的なものです。使いやすさだけでなく、見た目も素朴で気に入っていました。
しかし、年月の経過とともに皮のひもが劣化し、ついにちぎれてしまいました。壁に飾ることができなくなり、少し寂しい気持ちになりましたが、「自分で直せないかな」と思い立ちました。
北海道での思い出が詰まったアイヌの飾り
この木彫りの飾りは、初めての転勤先である北海道の子会社の工場での思い出の品です。当時、研究職から突然の異動で右も左もわからない状況でしたが、たまの休みに妻と訪れたアイヌの里で見つけました。
皮のひもがついており、フックに掛けて使うデザインが気に入りました。あの頃の緊張や不安を和らげてくれた、あたたかな記憶が蘇ります。
DIY初心者が挑戦した修繕作業
壊れた飾りをどうにか修繕したいと思い、近所のホームセンター「DCM」に向かいました。DCMには、DIY初心者でも使いやすい工具や材料がそろっています。私はタッカー(ホチキスのような道具)を使って、新しいひもを取り付けることにしました。
とはいえ、工作が得意ではない私は、いつものようにDCMの担当の方に相談。「このひもなら丈夫ですよ」「タッカーなら簡単に固定できます」とアドバイスをもらいながら作業を進めました。
DCMの頼もしいサポートに感謝
DCMには、自分で工作できるスペースがあり、作業中に困ったことがあればスタッフの方が相談にのってくれます。このシステムのおかげで、私のような不器用な人でも安心して作業できます。
実際にひもを取り付けてみると、見た目は少し不格好ですが、しっかりと固定できました。他にもDCMで作成した小物がいくつかあるので、これもいつかブログで紹介したいと思います。
修繕を通じて感じた達成感と日常の楽しみ
修繕が終わった木彫りの飾りを玄関に戻すと、なんとなく達成感が湧いてきました。「壊れたら捨てる」ではなく、「直して使う」という選択肢を取れたことで、自分の日常が少しだけ豊かになった気がします。
また、この経験を通じて、自分が大切にしているものを改めて見直すきっかけにもなりました。日常の中で小さな楽しみを見つけながら、これからもDIYに挑戦していきたいと思います。