北海道への帰省と母との時間:心地よい日常の記録
夕焼けの北海道

はじめに

今回は、母の介護のために北海道に帰省した時のことを綴ります。前回の帰省ではケアマネジャーとの面談が目的でしたが、今回は母の精神科通院の付き添いです。北海道は寒波の影響で大雪に見舞われていましたが、到着時は運よく晴れていて、心が少し晴れやかになりました。母や姉との久々の再会、そして日常の中で感じた温かさや気づきをシェアしたいと思います。

帰省の理由と母のこと

母は2015年に大病を患い、その後、父も施設に入所しました。さらに2年前には車の事故にも遭い、体力的にも精神的にもかなり弱ってしまいました。現在は認知機能にも問題を抱えており、定期的に病院に通っています。家族の付き添いが必要なため、今回も北海道に帰ってきました。母には、残りの人生をできる限り自分の意思を持ちながら、楽しく心地よく過ごしてほしいと心から願っています。

成田空港から北海道へ

成田空港に車を停めて、北海道行きの飛行機に乗りました。空港では旅行客やビジネスマンの姿を眺めつつ、自分にとっての帰省の意味を改めて考えました。北海道はちょうど寒波の影響で大雪が降っていたようですが、到着したときは晴れていて、雪景色と青空のコントラストが美しく、心がほっとしました。

家族との再会とゆったりした時間

到着後、母と姉と久しぶりに顔を合わせました。互いの近況を報告し合いながら、のんびりとした時間を過ごしました。母の体調や日常生活について話しながら、改めて家族の大切さを実感しました。日常の中にある小さな幸せを感じる瞬間でした。

森の湯で心と体を癒す

夕方には、北海道に帰省した際の楽しみのひとつである「森の湯」へ日帰り入浴に出かけました。森の湯はモール温泉なので、入浴後は肌がツルツルになり、体の芯からポカポカと温まります。お風呂から上がった後の心地よさは格別で、日々の疲れやストレスがすっと消えていくようでした。

姉が作ってくれた温かい夕食

夜ご飯は、姉が作ってくれた「肉どうふ(ひき肉バージョン)」とポテトサラダ。ひき肉を使った肉どうふは、物価高のこの時期にお得でありながら、とても美味しくいただけました。シンプルな家庭料理が、家族との絆をより深めてくれるように感じました。家に帰ったら、僕もこのひき肉バージョンの肉どうふを作ってみようと思います。

北海道の美しい夕景と夜景

夕暮れ時、雪景色の中に沈む夕日が空を赤く染めていて、その美しさに思わずシャッターを切りました。前回の帰省でも同じ場所で写真を撮りましたが、今回撮影したものは少し違う表情を見せてくれました。夜になると星が輝き、北海道の澄んだ空気を感じながら一日の終わりを迎えました。

最後に

母と過ごす時間は、私にとってかけがえのないものです。母がこれからも自分の意思を持ち、楽しく心地よく日々を過ごせるよう、できる限り支えていきたいと思います。家族の絆や日常の大切さを改めて感じた今回の帰省。この日々の記録が、誰かにとっても心温まるものとなれば嬉しいです。

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